民事
本日、白バイと、スクールバスとの衝突事故に関する民事訴訟事件につき、
ご遺族と仁淀川町との間では裁判上の和解が成立し、
私との間ではご遺族が、訴えを取り下げるいう形で訴訟が終結しました。
私としては、事故状況につき、基本的な異論があるため、和解には加わる事はできず、
別事件に分離されていましたが、今回訴え自体が取り下げられましたので
訴訟終結となりました。
私は、刑事事件において当初から一貫して、事故状況については争い、
他方ご遺族にはできるだけ多額の保険金が支払われることを願っておりましたので、
本日の、民事訴訟の解決は、当初からの希望に沿う解決であると考えます。
今後は、刑事訴訟において、引き続き事故状況の
真相究明のために全力を尽くします。
平成20年6月20日
実刑判決から一年
昨年、6月7日、高知地裁において、禁固一年四か月という、思いもよらぬ判決を
受けましてから、一年がたちました。
平穏に暮らしています、皆様がたには判りませんでしょうが、精神的、肉体的、金銭的等
目に見えない、得体のしれない真っ暗闇をさまよう暮らしに突き落とされました。
自由を奪われ、生活は貧窮、手足を奪われ、本当に大変でした。
私は、どうしても、「ブレーキ痕」の写真に納得がいかないので、二人の、友人に相談したところ
高裁に向けて何とかしよう、このままでは、「いかん」と即行動にうつりました。
まず最初に、弁護士さんに、私たちも協力したいので、よろしくお願いしたい旨を伝えに行きました。
弁護士先生の許可を得、事故の鑑定士を探すために、インターネットのブログから
香川県に、事故解析人の方がいる事を知り、不安と期待とが、交錯するなか
会いに行くことにしました。
事故解析人の先生に、事故の形態を詳しく説明し、どうしても、一審の判決に納得いかないので
事故の解析をお願いします。
二人の熱心さに心を動かされ、協力していただくことになりました。
鑑定人の紹介で知り合いました、KSB放送、Yさん、三回にも及ぶ、「ブレーキ痕」の検証、
高裁に提出するための、証拠のDVD、そして、事故解析書、意見書、
そして何より、嬉しかったのが、一人の生徒がどうしても、自分がバスの中で停止中に写した写真を証拠に、高裁の法廷で証言したい、(何もしないまま、大人にはなりたくない)本当にすごく勇気がいることです。
そんな、皆様がたの、必死の努力も高松高裁の裁判官は、一蹴し即日結審、審議されませんでした。
私たち家族は、皆様がたの、励まし、応援、カンパ募金、そして、全国からの署名(50000人)
等々、本当に、言葉に表せないほど勇気を頂き今日、一年を迎えることができました。
この一年間で、沢山の方々の、善意の気持ちを大事に、今後の、私たち家族の(財産、宝物)
生甲斐にしていきます。
今後も、末長く応援よろしくお願い申し上げます。