行楽日和
明日ぜひご覧ください。
立食パーティー
あれから一ヶ月
歯医者
私生活
出所から16日たち、少しずつ普段の生活を取り戻しつつありますが、488日という長い年月は
想像を絶するほどに、体力、筋力の衰えを感じ戸惑う毎日です。
受刑生活では、朝6:30分に起床、布団をたたみ整頓をし、洗顔、歯磨き、用便そして、朝の点検
服装を正し、正座をし、1号室から順番に、称呼番号(受刑者に付けられた番号)を大きな声で答えます
雑役係の二人による、食事の配食、整然と食事をし、食べ終わったら、食器を洗い、食器口に置き、
「着座」の号令、そして7:30分「作業始め」で一日が始まります。
奇数日は1号室から順番に36号室まで、新聞の閲覧、偶数日は逆に36号室から1号室と規則正しく
行われていました。
10:00には、運動時間(20分)雨天の時には居室内で、室内体操、ストレッチング、(20分)
月曜、金曜はお風呂というように受刑者に接してくれました。
12:00(昼食)12:30、「作業始め」、15:00「作業止め」、15:10「作業始め」
16:10「作業止め」、夕点検、夕食、食器を洗い、食器口に置き、16:40、余暇時間
冬の寒い季節には、17:00に、布団を敷き(暖をとる為)横になる、17:30から、FMラジオ放送が流れ、唯一の楽しく安らげる時間でした、21:00に就寝時間、一日の終わりです。
布団に横になる時間が、13時間余り本当に長い、長い時間でした。
今、現在の私生活からは考えられませんが、事実です。
人間にとって自由ということは、何よりもの贅沢だと感じます。
食事、用便、運動、就寝、そして、自由に会話が出来き、誰にも束縛されずに自分の思うままに行動できる喜びに、感謝しています。
毎朝の、新聞配達で、体力を取り戻し、一日も早く、普段の生活に近ずく努力をしていきます。
3月3日 事故から4年・・そして初孫との対面。
3月3日(水)、快晴の中、妻と娘と3人で、事故現場に花を手向けに行きました。
昨年は、私は立ち会うことが出来ず、妻と娘の2人でしたが今年は、3人で花を手向けることが出来ました、会長さんと、OTさん達と現場で合流し、ご冥福を祈らせていただきました。
その足で、豊川に居る、長男のところに行くために、初めて、岡山から新幹線に乗り名古屋、
乗り換えで、豊川駅にPM6:00過ぎに着き、タクシーで10分、やっと長男夫婦のアパートに、到着
そして、そして、待望の孫との対面を実現することが叶いました。
生まれて丁度一週間、元気な泣き声に迎えられ、三人共、嬉しさに声も出ないほどでした、
2800gでの早産でしたが、小さいながらも一生懸命、私達に愛嬌を振りまいてくれたようです。
子供と、孫とは可愛さが違うと、言ってましたが初対面での感動の中でしたので、とにかく可愛いの一言です。あやちゃんはよく頑張りました。二人には感謝です。
こんなお爺ちゃんですがよろしくです。
その後、あやちゃんのお父さん、お母さんと、二年ぶりの再会、8人でのささやかな出所祝いの中
楽しい一夜を過ごすことが出来ました、今日の主役は、言うまでもなく、勿論孫でした。
みなさん毎日ブログを見に来てくださいまして本当にありがとうございます。
一人一人にコメントの返事を毎回打ちたいんですが、慣れないもので早く打てませんが私なりに頑張ります。これからもご支援よろしくお願いします。
高知白バイ事件 再審請求署名活動中です よろしくお願いします
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初孫
私達に、新しい家族ができました。
昨年、7月の終わりに、息子夫婦からの便りで、子宝に恵まれたことを知りました。
不安で、心細い毎日を過ごしていた私には本当に力になりました。
殺風景な生活に、光と勇気を与えてくれました、会長の車で妻と娘が、毎月面会にきてくれていましたが
8月からの面会からは、まだ見ぬ初孫の事が話題の中心に、なったことは言うまでもありません。
その時から、過酷で長い毎日に、希望という一条の光が差してきました。
初孫のためにも、元気に頑張ろうという生きがいを感じ、辛かった毎日が嘘のように消え去り、気力が
身体の奥底から湧いてきました。
10月30日、息子夫婦と、二男が面会に来てくれ、息子のお嫁さんが、「お父さんに、見てほしい」と大きなお腹を見せてくれました、「赤ちゃんが元気に動いている」嬉しそうに話してくれました。
それからは、一日、一日が早く充実した生活を送ることができました。
H22年2月24日(水)に、支援をする会主催、私達家族を慰労する為、会長の経営する旅館で、
香川県から、弁護士先生、I先生、高知から、Uさんと3名の方々、udonさん、Kさん、地元の方々、
約50名位の方々が、祝ってくれている最中、宴半ばを過ぎるころ、
1本の電話・・・
長男からの吉報でした、21:40分、2800gの元気な男の子誕生の知らせでした。
皆に、その場で報告することができ、喜びを分かち合え、私たちは待望の初孫の誕生を迎え
晴れてじいちゃん、ばあちゃんになりました。
予定日より10日早く誕生しました、元気な産声を上げ私たちに希望と、勇気そして、明るい未来を予見することでしょう、早く逢いたいものです。